津軽民謡、津軽三味線、津軽手踊り
舞台で3つが有機的に一体化する
津軽の厳しい風土、豊かな自然に生きる人々によって育てられた郷土の民舞
津軽じょんから節、津軽よされ節、津軽小原節、津軽あいや節、津軽三下り
性別、年齢に関わらず踊りを通して人々がつながる 地域がつながる
手はしなやかに、機敏に
体はたおやかに
足は軽やかに
傘や扇子が華やかさを
手さき

細くしのらせ、しなかやかに、機敏に、
木の葉や蝶、魚の動きをあらわす
からだ

竹のように芯を維持しながら、
左右後ろにそらす
あし

自然に踵が床から離れる程度に、
足の付け根と膝を折る
膝は離すことなく、軸足の親指の上を
もう一方の親指が通り歩を進める
取る足は素早く、あげた足は床と平行に、
足裏をみせない
津軽五大民謡
津軽じょんから節
手さばき、からだの使い方、あしの動きなど、手踊りの基本の動きがつまった演目です。手には何も持たず、手先のしなり、細く折り、返す動作が多く、その美しさが際立ちます。中腰で踊ることはもちろん、上半身を手を挙げた方向の反対に反る姿勢や、足の裏を見せずに、軸足のくるぶしに素早くつけるなど、津軽手踊りの基となる動きが見られます。民謡には『旧節』『新節』『中節』『新旧節』があります。2/4拍子の歯切れのよいダイナミックな『旧節』のリズムに合わせて踊ります。
津軽よされ節
右手に扇子をもって踊ります。「じょんから節」のリズムと異なり、3/4拍子のリズムで、小節の前半で優美さ、後半で機敏な切り返しが特徴です。上半身は優美な民謡の節回しを表現します。
津軽あいや節
右手に扇子、左手に傘を同時に持って踊るため、それぞれの道具を使いこなすのが難しい曲目です。リズムは津軽よされ節と同じ3/4拍子で足の取り方は共通している点があり、上半身の華やかな動きが特徴です。祝い歌としてお祝いの席で披露されることが多い曲目です。
津軽三下り
前半は傘を、後半は扇子を使って踊ります。三味線の調弦が変わり、哀調を帯びた旋律が特徴的です。歌詞に言葉が少ないため、ビブラートが多用されます。その歌い方に伴って、踊りもその旋律の優美さを表現しています。
津軽小原節
唯一の男踊りで、膝を離し、外足で、重心を低く踊ります。傘と扇子を使い、軸足に乗って素早い回転をするのも特徴です。2/4拍子で早いテンポに乗ってダイナミックに踊ります。